読書をしたいのに集中できない
読書が三日坊主になってしまう
読書に苦手意識がある
読書する時間がない
という悩みをお持ちの方、読書をしたいという気持ちがあるだけでもすばらしいです。
この記事では読書習慣をつける方法をご紹介しているのでぜひ参考にしてください。
筆者は、この方法で仕事をしながらもほぼ毎日読書をしており、月に10~20冊の本を読んでいます!
筆者自身が面倒くさがりなので、生活に簡単に取り入れられる方法を紹介します。
この記事が、読書で困っている人の助けになれば幸いです。
読書を習慣にして仕事や生活で一目置かれる存在になりましょう!
習慣化する6つの方法
読書を習慣化する方法を6つ紹介します。
どれも難しくないので、取り組めそうなことから取り組んでみてください。
- どこででも本を読めるような環境を作る
- 読書をする時間やタイミングを決めておく
- 他人に宣言する
- 読書記録をつける
- 簡単なことから始める
- 「本を聴く」という方法もある
どこででも本を読めるような環境を作る
家の中ではそれぞれの部屋に本を置いておき、どの部屋にいても思い立ったら本を手に取れるようにしておくといいです。リビングや寝室はもちろん、トイレも読書が進みます。
また、たとえ実際に読まなくても、部屋のあちこちに本があるとどうしても目に入ります。
タイトルが目に入るだけでも、本の内容について自然と考えたり、全く読んでいない場合も想像したりといった効果があります。
外出する時は本を持ち歩くのもいいですが、おすすめは電子書籍です。電子書籍ならスマホからも読むことができるので荷物が増えないし、隙間時間にサッと取り出して読むことができます。
筆者の場合は隙間時間での電子書籍での読書が意外と多いので、おすすめです。
読書時間の7割くらいは隙間時間を活用しています。
電子書籍についての記事も書いています。
電子書籍は目が疲れるという方にはKindle端末がおすすめです。
Kindle Paper Whiteは、紙のような質感で読むことができて快適です。
読書をする時間やタイミングを決めておく
読書に限らず習慣化したいことがある時には、あらかじめ時間やタイミングを決めておくという方法もあります。
すでに習慣になっている行動とセットにするのがやりやすいです。
たとえば、「朝、洗顔が終わったら読書をする。」「入浴後は読書をする。」と決めておけば、洗顔や入浴は必ずやることなので、それとセットにすれば読書も続くはずです。
また、時間を決める方法では「起きてすぐの15分は読書」という決め方をしておきます。新たな習慣を入れる時は、頭も身体も元気な朝のうちがおすすめです。朝は、電話やメールなどの外部からの連絡もほとんどないので集中しやすい時間です。
他人に宣言する
これも、読書に限らず使える方法ですが、効果が強力なので本気で取り組みたいときにはいい方法です。
やり方は簡単、家族や友達などに「今日から毎日〇分間読書をすることにした。」などと宣言するだけです。宣言してしまうと、後日「今日は読書したの?」「おもしろい本あった?」などと相手から聞かれるのでやらないわけにはいかなくなってしまいます。そこから読書について会話が広がることもあるので楽しみもあります。
筆者は、読書は好きで苦手意識はないものの、難しめの本だと最初はいいものの徐々に読む気力がなくなってしまうことがあります。
特に仕事に関する本の時に多いので、職場の人に「今こういう本を読んでいるんです。」という話をするようにしています。そうすると、後日「あの本どうだった?」と聞かれるので読むしかなくなります。
そこでその本についての話をすると相手への情報提供にもなるし、自分のアウトプットにもなるのでいいことばかりです。
職場で本の話をすると「あの人は本で勉強して頑張っている」という風に評価が上がります。
家族や友達に宣言するのはちょっと…という時はTwitterなどのSNSでも大丈夫です。この場合はフォロワーの人数に関わらず、全世界に発信することになるので自然と意識も変わってくるでしょう。
読書記録をつける
読書記録をつけると、これまでにどれだけの本を読んできたのかが見えるようになるので「こんなに読んだんだ」という励みにもなります。
記録のつけ方は自分のやりやすい方法で大丈夫です。ノートに記録でもいいですし、アプリもたくさんの種類があります。ただ、あまり記録する内容を多くすると大変になるのでできる範囲でやりましょう。タイトル、著者、読んだ日、感想などを記録できればいいかと思います。
筆者の場合はアプリを使用しています。あまりメジャーではないアプリですが、「ビブリア」というものを使っています。このアプリは本のバーコードを読み取ってタイトルや著者などの本の情報は自動で登録されるので、あとは簡単な感想などを付け加えれば読書記録が簡単にできます。月ごとに何冊読んだのかもわかるようになっているので便利です。
また、筆者はKindle Unlimitedも利用しているのですが、Kindle Unlimitedで読んだ本は何もしなくてもKindleのアプリに記録が残るので時々見返すと達成感を得ることができます。
↑2023年は121冊読んでいることがわかります。
↑読書をした日が水色でマークされ記録されます。現在、57日連続で毎日読書ができています。
Kindle Unlimitedの無料体験もおすすめです。
簡単なことから始める
「本を1冊読む!」と意気込むのもいいですが、もっと小さな目標を持って始めた方が継続しやすいです。たとえば、「1日に〇分は読書をする」「1日に〇ページ読む」などで、無理のない範囲で決めましょう。
最初のうちは「1日に1分」や「1日1ページ」などでも十分です。少しでもやり始めたら、もう少し・・・と自然と読めるようになります。
読む本についても、読書に慣れないうちは簡単な、ページ数も少なめの本を選ぶといいです。小説などでは短編集や、ビジネス書や自己啓発書では項目が細かく分かれているものも多いので1項目ずつなどという読み方もおすすめです。何より、自分が興味のある内容の本が一番いいです。興味がないのに「必要そうだから」と無理して読もうとすると読書が余計に嫌いになるので、読書初心者のうちは避けましょう。
読書だからとかまえずに、今はまっていることに関する本を眺めることから始めましょう。
「本を聴く」という方法もある
どうしても読書が苦手、活字アレルギーだという人もいるでしょう。そういう人には、本を音楽のように聴くという方法もあります。本を朗読してくれるオーディオブックというものがあるので、それを利用するといいでしょう。
筆者はAmazonのオーディオブックのサービス、audibleを利用しています。
audibleはかなりおすすめです。
想像以上に気楽に読書ができるのでぜひ体験していただきたいです。
「本を聴く」場合は、自分で本を開いて文字を追う必要がないので楽です。普通の読書だと、能動的に読んでいかないといけませんが、聴く読書なら受動的に聴いておけば、気付けば1冊聴き終わっているということもあります。
普段音楽を聴く習慣がある人は音楽の時間の一部を本を聴く時間にすると無理なく習慣にできます。
audibleはスマホでも聴けるので手軽に聴くことができ、本のジャンルも豊富なのでおすすめです。
読書なんてめったにしない、という人はまずはaudibleがいいですよ。
音楽やテレビと同じような感覚で聴くことができます。
これから読書を始める人に気を付けてほしいこと
ここまで記事を読んでいただき、「読書してみようかな」と思ってくださる方もいるかと思います。
そこで2つだけ気を付けてもらいたいことがあります。
読むのが苦痛な本は無理しない
本を読んでいると苦痛に感じることがあります。原因は作者の考えや文章の書き方、表現の仕方などが生理的に受け付けないことです。
これは個人によって感じ方が違うので、たとえ名著といわれる本であっても「ちょっと無理」となることもあります。こういう時は無理をしてはいけません。
無理をして読み続けると、かえって読書が嫌いになり、せっかく習慣になりかけていた読書にも気持ちが向かなくなってしまいます。よっぽど読む理由がない限りは、相性が悪かったのだと諦めることも重要です。
また、難しいと感じる本も読むのがきつければ後回しにしましょう。難しい本を読むのは、読書の習慣が完全についてからでも十分です。読書の習慣がついてから再度読んでみると今よりも簡単に読むことができるはずです。
とにかく最初のうちは無理をしないことです。
「楽しい」「おもしろい」という気持ちで読書できる経験を増やしていきましょう。
まじめな人ほど無理しやすいので、無理せず楽しむ気持ちで!
難しい本は読みかけでもやめてOK!
読書は量より質
世の中の読書家と呼ばれる人達は年間数百冊の本を読んでいるそうです。そういう話を聞くと「もっと読まなきゃ」「スピードをあげなきゃ」などと焦ってしまうかもしれません。
しかし、読書は何冊読んだかよりもどれだけ自分のものにしたかという質の方が重要です。
数百冊読んだのに何一つ自分の身になっていない人より、1冊しか読んでいなくてもその1冊を完全に自分の血肉にしている人の方が意味のある読書をしているといえます。
「何冊読んだ」というのは達成感を得るのにはいいですが、そればかりにこだわると意味のない読書をしてしまいます。どんなに時間をかけてでも、本を深く理解して、何かを学び取れるような読み方をするように心掛けてください。
あせらなくても大丈夫です。
ゆっくりと確実に自分のためになる読書をしてください。
まとめ:今日から読書を始めよう
読書を習慣化する方法について紹介しましたが、いかがでしたか。
ぜひ、今日から何か一つでも取り組んでみてください。
本が手元にないという方にはKindleUnlimitedやaudibleは、自宅で今すぐに読書を始められるのでおすすめです。
どちらも30日間の無料体験があるので、その期間で習慣づけることも可能です。