「読書はした方がいい」とよく言われるけど、本当でしょうか。
読書が好きな人はいいですが、そうでない人は具体的にどんなメリットがあるのかを知らないと、やる気も出ないですよね。
読書する意味ってあるのかな。
この記事では読書のメリットについてご紹介します。
結論から言うと、読書にはメリットがたくさんあるのですが、デメリットもあります。
デメリットに気をつけながらも、読書のメリットを知ることで読書がはかどるはずです!
読書の8つのメリット
読書には想像以上のメリットがあります。
ちょっとやる気が出ないなという時も、これらのメリットを思い出してがんばろうと思ってもらえるとうれしいです。
- コスパがいい
- ゆっくりとした時間がもてる
- 知識や教養、想像力が身につく
- 語彙力、文章力が身につく
- 達成感がある
- 会話のネタが増える
- 読書をするだけで社会人の中で上位になれる
- ストレス解消できる
コスパがいい
あなたは勉強したいことがあるとき、どうしていますか?
ネットで手軽に調べる、YouTubeの講義を見る、セミナーに参加する、詳しい人に話を聞く、などが思いつきます。
しかし、ここで一番おすすめしたいのが読書なのです。
上で挙げている他の手段もメリットはあるのですが、
・ネットやYouTubeだと誰でも投稿できるので情報の信頼性が少し怪しくなる。無料でいいの?というような素晴らしい内容のものもありますが、知りたい内容についてのものがあるとは限らない
・セミナーは高額なことが多く、会場までの移動も必要
・詳しい人に話を聞くのも良い方法ではありますが、相手の時間をもらっているのだからそれなりのお礼が必要になる
などの問題があります。
一方、読書の場合は1500円程で好きな時に好きな読み方で読むことができます。
本は買ってしまえば書き込んだり切り取ったりどんな読み方でもできます。
世界で大活躍している経営者や、過去の偉人など実際に会って話を聞くことができない人の著書が簡単に手に入るのです。
たとえ、有名な著者でないとしても、出版社を通して出版されている本であれば、ある程度は情報にも信頼性があるので安心です。
価値のある話を1500円程で聴くことができるという金銭面でのコスパ、いつでも好きな時に好きなように読むことができるという時間面でのコスパの両方に優れているのが読書なのです。
ゆっくりとした時間がもてる
仕事に家事に、忙しい日々を送っている人にとって、読書の時間はゆっくりとした時間になります。物語の世界を楽しんだり、本の内容について深く考えたり、といった自分の時間を持つことができます。心の余裕にもつながるので、忙しい人こそ、5分でも読書をしてみるとリラックスできます。
寝る前の読書は至福のひとときです。
知識や教養、想像力が身につく
知識や教養が身につくことは言うまでもありませんね。
知識や教養だけならネットが簡単じゃない?
たしかに、ネットでもある程度のことは調べられますが、ネットの情報は断片的で信頼性も自身で判断する必要があります。
一方、本であれば筋道立てて説明してくれているので断片的な知識だけでなくその背景なども知ることができ、より深い知識になります。それに、その方が知識として定着もしやすくなります。
また、本は読者のもとに届くまでに何度もチェックをされてきているので内容は信頼できるものがほとんどでしょう。(全部とはいいませんが)
小説を読むことで想像力も身につきます。こういう時に人はこういう気持ちになるということを疑似体験できるので、現実でも他の人の気持ちを想像しやすくなります。それによって人間関係もよくなり、コミュニケーションもスムーズにできるようになります。
小説を読むと何人分もの人生を疑似体験できます!
語彙力、文章力が身につく
本の著者、作者は文章のプロです。プロの文章に日常的に触れることで、自然と語彙が増えたり、わかりやすい文章が書けるようになったりという効果があります。
また、文章を見ればその人が普段読書をするのかどうかがわかるものです。読書をしない人の文章はわかりにくかったり、どこか稚拙な印象を受けたりします。
もし、仕事で文章を書くことが多いのであれば、読書をして文章力を鍛えることで他者からの目も変わりますよ。
本を読んでいて「この表現真似してみよう」と思うこともあります。
達成感がある
「1日5ページ読めた!」「1冊読み終えた!」というのは達成感につながります。
特に読書に苦手意識を持っている人にとってこの達成感は大きいです。
小さな目標を立てて、それを達成していくことで読書が習慣になっていきます。
会話のネタが増える
読書をすると、自分のなかに話題の引き出しが増えていきます。これがある程度たまってくると、会話をしている時に「本で読んだんですけど~だそうですよ。」などと会話のネタにすることができます。雑談が苦手という人にとっても、本はネタの宝庫です。
読書をするだけで社会人の中で上位になれる
「国語に関する世論調査」(平成30年 文化庁)によると、本を1ヶ月に1冊以上読む人は52,6%、1ヶ月に1冊も読まない人は47,3%という結果が出ています。
本を読まない人が半数近くもいるのです。そんな中で本を少しでも読めばそれだけで半数の人を追い抜くことができるのです。逆に言うと、本を読まないだけで真ん中より下に位置づけられてしまうことになります。
数字の話だけでなく、実際に本を読まない人は知識がないために損をすることがあります。
世の中の悪い人や、悪い人でなくても自分の利益しか考えていない人は、知識がない人をターゲットにして様々な手段で搾取しようとしてきます。
読書は自分の身を守るためにも必要なのです。
さらに、調査では、月に7冊以上読む人は4%という結果もあります。
月に7冊以上の読書で上位4%に入れることになるので、読書量が増えてきた人は目指してみるといいですね。
読書をするだけで上位になれるなら、しない理由はないですね。
ストレス解消できる
自分の好きな本や、小説などはストレス解消にも効果があります。たとえ嫌なことがあった日でも、本の世界に入り込めば、嫌なことも忘れてリラックスできるからです。
著名な作家などには、子どもの頃にいじめられても、本の世界でだけはのびのびとできたという経験を持っている人も多いようです。
読書の3つのデメリット
読書には少ないながらも、次のようなデメリットがあります。
解決策とともにご紹介します。
- 読むのに時間がかかる
- お金がかかる
- 本を保管するスペースが必要になる
読むのに時間がかかる
特に読書にあまり慣れていない人は、1冊読むのに結構な時間がかかることがあります。
しかし、読書初心者の場合はこれから読書習慣をつけて、読む経験を積めば積むほどスムーズに読めるようになってくるので安心してください。
また、ビジネス書や実用書などはすべてのページを読む必要はなく、自分が知りたいところだけ読むという読み方でも全く問題はないので、時間がない人は読み方を工夫するのもよいでしょう。
隙間時間にも意外と読めるので、隙間時間の活用もおすすめです。
時間がかかるからと焦る必要はないですよ!
お金がかかる
本を買うには1000円前後のお金がかかります。
メリットの項目で「コスパがいい」と書いているように「それだけのお金で実際には会えないような偉大な人の話を聞けるから安い」という考えもできます。
しかし、数冊なら良いもののたくさん読書をするようになるとどうしても金額がかさんできます。
図書館や中古本、電子書籍の読み放題サービスなどを使うと価格を抑えることができますよ。
本をできるだけ安く読む方法についてはこちらに詳しくまとめています。
本を保管するスペースが必要になる
読書家の代表的な悩みとして「本の置き場がない」というものが挙げられます。
本って増えるんですよね。特にシリーズものとか。
広い家に住んでいて一部屋まるまる本の部屋とかにできるならいいのでしょうが、大体の人はそんな環境ではないはずです。
置き場所を広げる工夫をするか、決まったスペースに入らないものは取捨選択して一定の量を保つかしか選択肢がなくなります。
保管スペースに悩んでいて、紙の本にこだわりがなければ、電子書籍もおすすめです。
まとめ:読書はやっぱりメリットだらけだった
この記事では読書のメリットとデメリットについてお伝えしました。
こうしてまとめてみると、やはり読書はメリットが多いことがわかります。
デメリットもありますが、解決策もあるのでデメリットともうまく付き合いながら、読書をうまく生活に取り入れてもらえればなと思います。
ちなみに筆者はデメリット解決策として、Kindle Unlimited(電子書籍読み放題サービス)を利用しています。
デメリットで挙げた、お金の問題(月額980円で読み放題)と保管場所の問題(電子書籍なので物理的な場所をとらない)が解決できます。時間の問題も、電子書籍だと隙間時間の活用がしやすくなるので改善できますよ!
まずは無料体験がおすすめです。
電子書籍は目が疲れるから苦手という方にはKindle端末もおすすめです。
紙のような質感で快適に読書ができます。